少し前に印刷物博物館で開催されている『1950年代日本のグラフィック』展に行ってきました
個人的に戦中~戦後にかけてのデザインやフォントがとても気に入っているので、普段こういった美術館等に行かないのですが思い切って足を伸ばしてみました。
あまり利用することがない飯田橋駅からひたすら北上。
この辺りは印刷会社とか出版社が多いですねー。歩いていて普通にモリサワがあったりしました。
さて、会場に到着。
会場内は人がまばらで、ゆっくりと一つ一つの作品を見られました。
大正・昭和の香りがするような商業デザインがメインでしたが、ポスターや広告一つとっても色んな切り口があり楽しめました。
所謂「モダン」な感じなのかなぁ。
特に気に入ったのが河野鷹思氏のデザイン。
ちなみに今日あるはずのシンポジウムはこの展示に気付くが遅かったせいで予約がいっぱいでした。残念。
7/6まで開催しているようなので興味ある方はどうぞ。
とりあえず上記の本を購入。眺めていても楽しい。
■デザイナー誕生:1950年代日本のグラフィック
■展示内容
戦後の混乱がようやく落ち着き始め、高度経済成長へと向かった日本の1950年代。
デザインは社会において、特に経済・貿易活動のなかで急速に注目されていきました。伝統工芸品はもとより工業生産品といった、「ものづくり」に関わるデザインは、確実に日本の経済を支えるパーツの一つとして重要視され、産業活動に組み込まれ成長します。
本展は、1950年代を戦後デザインの土台を築いた時代ととらえ、そこで繰り広げられたグラフィックデザインの諸相を、ポスター、新聞・雑誌広告、冊子、包装紙・パッケージ、書籍などと関係資料合わせて500点を通じてご紹介するものです。会 期 : 2008年4月19日(土)~2008年7月6日(日)
休館日 : 毎週月曜日(但し、5月5日は開館)、5月7日
開館時間 : 10:00~18:00(入場は17:30まで)
入場料 : 一般500円、学生300円、中高生200円、小学生以下無料
※20名以上の団体は各50円引き
※65歳以上の方は無料
※身体障害者手帳等お持ちの方とその付き添いの方は無料■公式サイト
1950年代日本のグラフィック