暇があればマンガを読んでる自分ですが、大体読むマンガが決まってきちゃって一つの雑誌につき2つか3つ位しか読んでいません。
けれど、それらの作品はいつも続きが気になる！って事で個人的に続きが気になっているマンガをまとめてみました。
とりあえず自分のオススメ作品と言うことで暇があればどうぞ。

『BIOMEGA』-弐瓶 勉(集英社)

独特で巨大な建造物の中をひたすら登っていく『BLAME!』でデビューした弐瓶 勉のウルトラジャンプでの連載作品。
この人のマンガは殆どセリフなし、魅力的なクリーチャー達？、巨大な建造物、圧倒的に強い武器、ありそうでない文字列と話のスケールが大きく、海外のSF作品を読んでいるかのようです。
この作品も初期は『BLAME!』を踏襲したような流れだったのですが、最新刊を読んでビックリ。
今までは背景をひたすら黒で塗りつぶりしたような都市群や建造物が多かったのが、白くてデフォルメ化されてきています。自分の中で思いっきりツボに来るようなデザインのキャラが多数出てきて脳汁出まくり。
好き嫌いが分かれそうですが読んでみて（眺めてみて）損はないかと。

『ヴィンランド・サガ』-幸村 誠(講談社)

宇宙に散らばるスペースデブリを回収する話をメインとしたSF作品『プラネテス』でデビューした作者のアフタヌーンでの連載作品。
11世紀初頭の北ヨーロッパ及びその周辺を舞台に繰り広げられる、北欧のヴァイキングを描いた歴史作品です。
ヴァイキングと言うと海賊のイメージが強く『ONE PIECE』のような冒険物語と思いきや、血生臭さ全開な感じでグロいのが苦手な人は駄目かも。
ストーリーが面白いのは勿論、『ベルセルク』並みの細かい描き込みで何度読み返してみても飽きません。
歴史もの、戦争もの系のお話が好きな人にはオススメ。

『フリージア』-松本 次郎(小学館)

IKKIにて2001年より連載中。
殺人等の凶悪犯罪の被害者遺族が一定のルールに基づいて加害者に復讐する敵討ち法が成立した時代を舞台としたバイオレンスアクション。主人公達は執行代理人と呼ばれる敵打ちの代理人です。
このマンガはマトモな人は一人も居ないんじゃないかって位全員が病みまくってます。絵自体も線が安定せず常にブレているようにグチャグチャとしていて、街や家の中の物が雑多な感じで非常に読みづらい。
けれど、その不安定さが作品のストーリーやキャラクターの言動と上手くマッチしているように思います。
こちらも基本的にエロ+グロっぽい内容。

『ZETMAN』-桂 正和(集英社)

少年ジャンプを読んでいた人にはお馴染みの桂 正和のヤングジャンプでの連載作品。
作者が影響を受けているバットマンのように変身する主人公がプレイヤーと呼ばれる敵キャラクターと死闘を繰り広げます。
説明するまでもないと思いますが、この人本当に絵が上手い！
女の子のキャラにしても、敵クリーチャー、主人公、ライバルである？アルファスのデザイン等など…。
雑誌で読んでいるとページ数も少なくいまいちストーリーの流れが掴みづらいですが、単行本で読むと一気に読めます。
基本アクションだと思いますが、途中で入る主人公ジンのエピソードなんか結構グッと来ますよ。
構想がかなり大きそうな作品なので、これからどういった方向に向かっていくのか楽しみです。

『ファイブスター物語』-永野 護(角川書店)

アニメ雑誌ニュータイプにて連載中の作品です。
永野 護？誰それ？って人は『Zガンダム』や『エルガイム』のメカニカルデザインをしていた人と言った方が分かりやすいかも。
約10年前からこの作品のファンなのですが、ストーリーを一言で表すのは非常に難しいです。
素晴らしく美しいメカと美少女を非常に細い線（少女マンガよりも細い？）で描いたSF作品。
一応、巻末に詳細なサブ設定と年表が載っており、この通りにストーリーが続くと言うことになっているのですが、新しい巻が出るたびに強いニューキャラクター、いきなり過去や未来にすっ飛んだりと遅々として話が進みません。
…ちなみに12巻まで到達するのに20年かかっております。
『HUNTER×HUNTER』の休載なんて目じゃないくらいファンは完結を待ち望んでいますｗ
あまりに数多くの設定+キャラの数+MH（ロボですね）があり、絵も独特な雰囲気なためコアなファン以外にはオススメ出来ませんが、一度これにハマると本当に続きが気になります。
まとめサイトなども多数ありますので興味があったら検索してみてください。

…と本当に勝手に個人的に好きな作品だけまとめてみました。
なんか基本的にエログロ+SFが好きみたいですねー、自分は。
マンガ大国日本は伊達じゃないなーってくらい気になる作品が数多くあって読者としては非常に嬉しいです。
他にも定期的に読んでいる作品はいっぱいあるので、その辺は気が向いたらまとめてみます。
マンガ家の人たち、目指してる人たち、今後とも是非頑張ってください。