Lussier Hotsprings（ルシエラ温泉）でまったりして昼食を食べた終え後は、北上してバンフ国立公園、ジャスパー国立公園方向を目指します。そこで、遂にクマに遭遇！しかも3回も・・・。

Fairmont hot springs（フェアモント ホット スプリングス）を過ぎたところでグリズリーに遭遇

93号線を北上してFairmont hot springs（フェアモント ホット スプリングス）を通過し、バンフ方面のカナダの国立公園内を車で走ります。

フェアモントの温泉は山の中のルシエラ温泉と違って街にくっついてるみたいですね。
こちらも温水プールのようになっていて水着で泳いでいる人が沢山居ました。

フェアモントの街を抜けてしばらくすると、何やら前方の車がゆっくりとスピードを落としている？
何事かと思ったら、ついに初めてクマに遭遇しました！

色と背中と言うか肩の上のコブから見てグリズリーみたいですね。
残念ながら後ろのお尻がメインに・・・。

徐行しながら見てましたが、遠目に見てもやっぱりデカイし怖い（笑）
他の車の人たちもパシャパシャ写真を撮影していました。

Kootenay National Park（クーテネイ国立公園）のMarble Canyon（マーブル・キャニオン）でちょっとハイキング

初めてのグリズリーとの遭遇に興奮冷めやらぬ中、ジャスパーやバンフのあるAB（アルバータ）州が近づいてきました。
BC（ブリティッシュ・コロンビア）州から遂に新しい州へ到着間近なんですが、せっかくKootenay National Park（クーテネイ国立公園）に居るので何か観光スポットないかなぁと思っていると、Marble Canyon（マーブル・キャニオン）と言う可愛らしい名前の渓谷があるらしい。
身体を動かすついでにちょっとハイキングをしてきましたよ。

歩いて30分で1周出来てしまうほど小さなハイキングコースですが、クーネテイ川沿いに緑と川、滝とあって手すりもついていたりときちんと整備されているようでした。

マーブル･キャニオンは国立公園の名前になっているクーネテイ川上流から水が大量に流れてきており滝もありました。

個人的に好きな光景。山＋川とか森とか湖、2つ3つ重なると凄いテンション上がりますね！

何で禿山みたいになっているエリアが多いんだろう？と思ったら昔にこのエリアに雷が落ちて山火事が発生したと言う大災害の様子が伝えられている看板がありました。
だから、黒焦げになったり倒れている木々が多いんですね。

落雷によって倒れた樹の上に佇むリス。リスは何処でも見かけますが、山々の中がやっぱり似合いますね。

Marble Canyon (Kootenay National Park, Canada) on TripAdvisor: Address, Top-Rated Attraction Reviews

BC州からついにジャスパーのあるAB州へ、時差もあるので時刻も変更

マーブル･キャニオンで寄り道をした後、暫く車を走らせると数日間滞在したブリティッシュ･コロンビア州からアルバータ州になります。
州をまたぐのは特に料金などはいらないようですが、ちょっと緊張します。

そして、州が変わるので同じ国なのに時差がある！と言うわけで時計なども設定し直し。体内時計は変わらないので州をまたいだ瞬間に時間が変わるのは妙な気持ちになりますね。iPhoneは自動で時間を合わせてくれるので有難いですが。
しかし、どんだけデカイんだ、カナダ！

州をまたいで暫く進むと、ハイウェイパトロールの車が数台止まっていて、いきなり「お前ら停まれ！停まれ！」と言われてしまいます。
「え、もしかして州をまたぐのに何かあるのか？」と、Hと不安な感じで顔を見合わせて取り合えず車をUターン。

パトロールカーの後ろに自分達のように何台か乗用車も停まっています。

何事かと思ったら車の目と鼻の先にグリズリーが再び登場。ビックリしました。

ハイウェイパトロールの人達は自分達を咎めているわけではなくて「グリズリーが居るから危ない、進むな！待て！」と言っていたみたいなんですね。
先の方ばかり見ていて直ぐハイウェイの横に居たグリズリーに気が付かなかった・・・。

クマは遠めに見ていれば一見おとなしそうですが、非常に臆病な性格なので刺激しないように彼らハイウェイパトロールが遠巻きに監視をして、観光客など一般人が無闇に近寄らないように警戒をしているようです。

いやぁ、本当にビックリしました。

Lake Louise（レイクルイーズ）からジャスパーへ北進、そしてブラックベアも・・・

グリズリーを目の前で2回見た後は、Lake Louise（レイクルイーズ）へ到着。
山の中の小さな街と言った感じですが、なかなか良さそうな雰囲気の街。

本当はレイクルイーズの街のホステルでも適当に宿泊しようとしていたのですが、6月は夏の観光シーズンが始まったばかりと言うことで宿も強気の値段設定！
それならば数時間ハイウェイを北上すればジャスパーへ辿り着けるので無理をしてでも行っちゃおう！となりました。

白夜なのか、サマーシーズンのせいか夜21時頃にLake Louise（レイクルイーズ）の街へ到着してもまだまだ明るいです。写真も夜の22時頃のはず。

そして、前も後ろも1台ずつくらいしか車が走っていない状態のハイウェイでいきなり数Km先の車が横に大きく迂回します。
「どうしたんだ？」と思っていると、真っ黒なアイツがのっしのっしとハイウェイの真ん中を歩いてきました・・・。

ブラックベアが登場！うわぁ、これ明るいから良いけれど暗かったら死ぬわ・・・。

山から下りてきたばかりなのか、まだ先ほどのグリズリーのときのようにハイウェイパトロールも到着していない様子。
・・・そろりそろりと刺激しないようにブラックベアの横を車で通り過ぎます。

真横からブラックベアを撮影。まんま人形みたいですが、この悠然とハイウェイを歩いている姿は強烈でした。

真夜中にジャスパーの街に到着！

そして、ようやく真夜中（と言っても夕方くらいの明るさ）にジャスパーへ到着！
2013年10月に訪れてから約8ヶ月ぶりですね。

Hにジャスパーに知り合いが居るということで事前連絡ナシでお宅に訪問して、自宅にお邪魔させていただきました。
休息中だったのに快く受け入れてくれるカナダ人のおじさん。本当に有難い・・・。適当な英語ですが感謝の意を伝える自分。

そして昨年に泊めてもらった友人にSkypeで連絡を取ろうとWi-Fiまで貸して貰いました。
丁度これから出勤前だったという友人とコンタクトが取れて家に泊めてもらえることに、こちらも非常に助かる・・・。

カナダ人の彼が車を出してくれて友人宅まで送ってくれました。
そしてテンパってiPhoneを彼の車の中で紛失して15分ほど探すと言う最後までドタバタ具合でご迷惑を掛けてしまった。
車を長時間運転してもらった、H、本当に有難う＆お疲れ様！

翌日から1週間ほどジャスパーへ滞在していたので、その辺りもまた記事にしますね。