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2015年3月に読んだ本まとめ 塚田 努『だから山谷はやめられねえ』など

2015年3月に読んだ本まとめ 塚田 努『だから山谷はやめられねえ』など

2015.04.02

2015年3月に読んだ本のまとめです。

先月は5冊でした。
通勤で本を読む時間があっても、読みたい時期と読みたくない時期があって、面白い本は1日か2日で読了しちゃうのに、進まない本は1ヶ月とかかかっています。

物書きをしている友人曰く「本を書いた人の時間がそのまま読み手の読み終える時間くらいだよ」と言っていたけれど、本当かなぁ?そう考えながら読むのもまた面白いですがね。

塚田 努『だから山谷はやめられねえ―「僕」が日雇い労働者だった180日』が先月では1番かも。
日雇い労働者のドヤ街である山谷に興味を持った”僕”が、就職活動をせずに大学院になっても学校へ行かずに、山谷へ乗り込むレポ体験記です。

個人的に、この手の所謂”貧困社会”や”人生の落伍者”的なレポや体験記、取材記などは大好物です。
自分も学生の頃に日雇いバイトをしていたこともありますし、友人と一緒に怖いもの見たさで山谷へ足を運んだこともあります。
昼間からお酒を飲んで路上に寝ているいるおっしゃんが確かに多かったけれど、彼らは本当はどういう考えもって日頃生活をしているの?と言う自分が感じた疑問を、まだ若かった頃の著者が素直に感じたことをそのまま文章にしてくれています。

幾分青臭い文章も多く、結局は著者自身も帰るべき場所を持っている人なので、一歩引いたような他人事っぽく読み取れてしまいますが、貴重な体験記で面白く読めました。
最初はタイトルが「これだから山谷は最高なんだ!」的な文章かと思いましたが、山谷はぬるま湯っぽくて一度嵌るとそこが居心地良くて抜け出せず「やめられないんだよ・・・」と言っているように自分は感じ取りました。

他は、引き続き読んでいる『銀河英雄伝説』や歴史物を読みたくなってちょっと肩透かしを食らった『のぼうの城』、会社を潰してしまった元社長の赤裸々な独白『私、社長ではなくなりました。 ワイキューブとの7435日』、ぶっ飛んだ人々のオンパレードな怪しいアジアの旅行記である『裏アジア紀行』などなど。

3月もまだ2月に買った本を読み終えていないのに幾つか本を買い足してしまったので、今月もどんな本と出会えるのか楽しみです。

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