2015年12月に読んだ本のまとめです。
2015年12月に読んだ本一覧
【読了】新宿・夏の死-船戸 与一:表題通り新宿と死に関わる中篇8つ。息子が自殺し残された父親・2丁目のオカマ達・元教師のホームレス等々…どれもリアリティがあり背景やストーリー、キャラが面白い。特にオカマの話は異色。新宿好きなら是非。 https://t.co/DGKcHt556C
— OFU (@oafafa) 2015, 12月 26
【読了】プラ・バロック-結城 充考:倉庫で冷凍の死体が十四体発見されて集団自殺と判明するが…。ネットの脆弱性と怖さが良くわかる。雨と工業地帯の舞台も相俟って終始薄暗いジメジメとした雰囲気。主人公の女性刑事キャラも良いが、2作目に期待。https://t.co/cNP5r9CrCn
— OFU (@oafafa) 2015, 12月 26
【読了】ロボット革命 なぜグーグルとアマゾンが投資するのか-本田幸夫:日本ロボット技術凄い!ではなく、イノベーションを起こすにはビジネス目線でロボットとの市民の生活を想定すべき、そしてまず始めて検証することが大事だとよく分かる。 https://t.co/yJwjha41rG
— OFU (@oafafa) 2015, 12月 15
【読了】弥勒世 下-馳 星周:取材や検証を基に丁寧に上巻で作ってきた世界が徐々に罅割れてスピード感ある展開へ。最後が本当にやるせない。あの後主人公はどうなったのか…。実際にあった1970年の沖縄コザ暴動をwikiで見ると感慨深い。 https://t.co/0dN3lHQfQV
— OFU (@oafafa) 2015, 12月 15
【読了】弥勒世(みるくゆー) 上-馳 星周:1970年代返還前沖縄が舞台。CIA・ヤクザ・娼婦・べ平連…いつものノワール節はなく主人公の内面・沖縄の描写が丁寧だ。米国人・本土日本からも軽視されていた沖縄はどうなるのか…下巻も期待。https://t.co/jLCteKK6Bk
— OFU (@oafafa) 2015, 12月 6
【読了】河畔に標なく-船戸 与一:ミャンマー国境付近で200万ドルを積んだヘリが墜落し、様々な理由からそれを追う登場人物たち。場面と登場人物が次々切り替わる構成に手に汗握る。終始淡々とした文体で何とも虚脱感の残るラストだった。 https://t.co/JL1IOWUsAY
— OFU (@oafafa) 2015, 12月 6
【読了】ゆゆも-竹内 義和:パーフェクト・ブルー原作者の著書。AKB48風のアイドル団員が次々と殺されていき…と言う内容。最初から謎の生物が出たり違和感が。後半で違和感含め演出だと気付かされるが、キャラが分かりづらく強引だなぁ、と。 https://t.co/mdYAziFkz1
— OFU (@oafafa) 2015, 12月 6
2015年12月に読んだ本について
2015年ラストの12月は、7冊でした。
今までゆっくり並行して読んでいた本がようやくまとめて終わった時期だった。
ミステリーからいつものノワール系、前々から気になっていたロボットの本とか色々と読めて満足。
結城 充考『プラ・バロック』が、普通の刑事者小説と比べると尖った印象があって個人的にアタリ。
京浜地帯の倉庫とかワクワクするよね(笑)
翌月へ向けて
2016年1月は仕事でも新しいことが始まったりと更に時間が取りづらくなってしまった。
読んでいない本だけ相変わらず購入して詰まれている状態なので、本をゆっくり読む時間をもう少しとりたいところ。