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2015年6月に読んだ本まとめ 西谷 史『水神の巫女』など

2015年6月に読んだ本まとめ 西谷 史『水神の巫女』など

2015.07.03

2015年6月に読んだ本のまとめです。

2015年6月に読んだ本一覧

2015年6月に読んだ本について

先月は6冊でした。

ノワール、伝奇小説、推理小説、新左翼、マンション購入など相変わらず節操ない感じのラインナップ。
最近、日本酒関連の本を色々と買ったのでお酒好きとして読むのは楽しみです。

馳 星周『不夜城』シリーズは昔に全て読んだ気がするのですが、Kindleで購入してみました。
iPhoneでも文字サイズや行間が調整されているのでお手軽に読めてかなり満足でした。
数年前にGoogleブック検索の記事を書きましたが、まさしく紙の本が要らなくなる時代が近づいているのかもしれませんね。

個人的に『不夜城』は殿堂入りなので、やはり先月読んだ中で一番は西谷 史『水神の巫女』でしょうか。
好きな作家さんなので読んでいない作品は気になって購入しちゃいます。どの作品もオカルトチックでもありつつ、恐怖感が文章から滲み出てて、ストーリーにのめり込めますね。諸星大二郎的な中毒性があると言うか。
それなのに、大本命のデジタル・デビル・ストーリー(女神転生)はまだ未読なので、いつか読むことになるので楽しみです。

いつもの新左翼、学生闘争シリーズは相変わらず興味深いですが、戦後からどうして共産勢力、学生勢力が政治的力を持つようになったかを、主要人物からの言葉を引用して紹介しているのでとても理解しやすかったです。
単に1960年代をまとめている本は多数ありますが、やはりこの前段階の流れを理解していると更に面白いですね。

マンションについては何となく興味があったので、さらりと読みました。
巨匠パトリシア ハイスミスの作品は何気に初かも。ちょっと文章がかたい感じでしたが、心理描写は流石。

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