2015年2月に読んだ本のまとめ。
【読了】魔界転生 下-山田 風太郎:下巻からようやく相手方の転生衆との対決が始まる。…が、想像以上にあっさりと十兵衛が打ち破るように見えて、いまいち敵の強さが窺い知れなかった。 とは言え、エンタメ時代小説として楽しんで読めた。 http://t.co/7KKMeVWA5V
— OFU (@oafafa) 2015, 2月 21
【読了】ハケンアニメ!-辻村 深月:巷で話題となる"今季覇権アニメ"。監督、制作進行、プロデューサー、公務員、地元アニメーター等をキャラとして登場させ、アニメ業界を繊細に描写している。相手を信頼出来るかどうか、どの仕事でもそうだよなぁ http://t.co/Oo7k8YRpLp
— OFU (@oafafa) 2015, 2月 21
【読了】ハゲタカ(下)-真山仁:面白くて一気に下巻まで。 鷲津の真の狙いは一番最後に明らかになるが、ハゲタカと呼ばれても歯牙にもかけない彼の魅力がバシバシ伝わってくる。柴野にももっと活躍して欲しかった。改めてドラマ版も見直したい。 http://t.co/Ozhk6Hm1JQ
— OFU (@oafafa) 2015, 2月 16
【ハゲタカ】ハゲタカ(上)-真山仁:ドラマ版は名作で大好きな作品。ドラマ版と全然違う原作で少し戸惑うも、難解な企業・経済・銀行の話が非常にスリリングでテンポ良く読める作品。バブル以降の日本の状況、経営者の状況が分かり、面白い。 http://t.co/v1IxRuAutA
— OFU (@oafafa) 2015, 2月 16
先月も先々月と同様に4冊。大体週1冊くらいが今のペースなのかも。
辻村 深月の『ハケンアニメ!』がなかなか面白かった。
最近はニコニコ動画で流れているアニメくらいしか分からなくて、あまりアニメを見なくなってしまった。
・・・が、仕事をしている社会人として読むとこのアニメ業界の裏側についてのお話は、とても興味深い。
アニメに限らず、編集業界、TV業界、映像業界、デザイン業界なども第一線でバリバリと働いている裏側で結構泥臭い事をしていたり修羅場が多かったりするので、共感できる点が色々とあった。
とは言え、そこはフィクションなので終始ふわ~っとした優しい気持ちになれるお話となっているので、平易な文体もあって読み易かった。
観たことはないけれど、『SHIROBAKO』と言う今放映しているアニメ作品もアニメ業界で働く若い世代の女性を描いているそうな。
こうした業界の裏側が語られるアニメを見て、それに参加したい!と思う人達が出てくるとより面白いだろうなぁ。
製作側は単純にアニメの売上や人気などの「ハケン」ではなくて、今後の業界の未来なんかも考えて企画を立てているのかな?なんにせよ、面白い。
真山仁の『ハゲタカ』は、ドラマ版、映画版が好きだったのでようやく原作を読み終えた。
人物名や役柄などは同じだが、映像版と内容やキャラクターがかなり異なっているので、よくぞこの原作の内容を映像版で大胆に変えたなぁ、と驚いた。
鷲津がちょっとチャラい印象だったのが意外(笑)