東京で働くWEBディレクター/デザイナーのカナダ ジャスパー旅行記など

カナダ、トロントの喫煙・タバコ事情

カナダ トロント喫煙・タバコ事情と安く買う方法など

2014.11.19

カナダへワーホリに行って来たのですが、メインは東海岸でカナダ最大の街、トロントに滞在していました。
そこでは、日本と異なる文化や人々が居て色々と衝撃を受けました。
その中で自分が喫煙者なので自分が体験したトロントの喫煙事情をちょっとご紹介。

やっぱりカナダのタバコは高かった!

やっぱりカナダのタバコは高かった!

2013年にバンクーバーからジャスパーへ行く時にタバコを買っていたので大体値段は覚えていたんですが、トロントのタバコの値段もやっぱり高かった!
マルボロで大体、1箱$13くらい。
他のタバコも1箱$8~$12と日本のタバコ1箱450円から比べると、軒並み2倍から3倍ほどの値段設定。

そして、味が凄い濃くて強い!
何故かタールやニコチンの数値も書いてないのですが、吸っていて結構強い印象でした。

パッケージにはお馴染みのグロい写真とメッセージが掲載されていて、肺気腫になった患者の「私は昔に戻れたら二度とタバコは吸わない」や、手術中の目のドUPの写真、汚れて黒くなった肺の写真、などなどあの手この手で喫煙はいけないよー、と記載がされています。

免税店なんかでお土産で日本の喫煙者の友人に買っていくとパッケージが衝撃的で喜ばれるかもしれません(笑)

トロントでタバコが購入できる場所、パスポートは必須!

トロントではセブンイレブンや地元の人がやっているコンビニエンスストア、スーパーなどでタバコを購入することが出来ます。

必須なのがID!
アジア人は特に若く見られるみたいで、セブンイレブンでは確実にIDチェックをされます。
おいおい、俺は30歳超えてるぞ!と伝えてもセブンイレブンはマニュアルを徹底してるみたいで、絶対に販売してくれません。

逆にチャイナタウンやコリアンタウンなら、同じアジア人で喫煙者も多いのでIDチェックなしでもすんなり変えます。
とは言え、タバコを吸うならIDを持ち歩く、のは絶対でしょう。

トロントではタバコの値段はお店によって違う?

トロントではタバコの値段はお店によって違う?

そして、驚いたのがタバコの価格が決まっていないことです。

セブンイレブンは何処も大抵同じだったような気がしますが、地元の人がやっているコンビニエンスストアだと、値段が1箱$1から$2も違うときがあります!

駅前のお店や大きい地下鉄の売店などは高い!
安かったので、最終的にPall Mallに落ち着いてタバコを吸ってたのですが、
駅前のコンビニでは$9近くして、50mほど歩いた別のコンビニだと$7.4くらいといきなり値段が下がります(笑)

なので、お気に入りの安いコンビニを押さえておくのがトロントでの喫煙者の常識なんでしょうか。

室内禁煙はNG!吸うなら路上かパティオで

室内禁煙はNG!吸うなら路上かパティオで

トロントではどのレストラン、バー、ファーストフード、喫茶店でも室内喫煙は完全にNGです!
部屋をレントする場合も、室内で吸うなどもってのほか!匂いすら嫌がる人も居るので注意が必要です。
日本の居酒屋のように、お酒を飲みながらタバコを吸えないのでカナダに来た最初の頃はイライラしました(笑)

その代わり、夏の間はパティオ(道路に面している屋外のテラス席)が活況です。
同じレストランでも室内ではなく屋外と言う位置づけなので、お酒を飲みながらタバコを楽しむこと出来ます。
空が見えてるエリアならオーケーと言う事でしょうか?
カナダ人特有の適当さですね(笑)

また、上の写真にあるように街中に設置されたゴミ箱の左下にタバコを捨てる灰皿もくっついているので、タバコを吸ったらそこに捨てるようにしましょう。

ポイ捨てが当たり前。意外と汚いカナダ、トロントの街

ポイ捨てが当たり前。意外と汚いカナダ、トロントの街
日本のように居酒屋でも喫煙席がないし、レントしてる部屋でも喫煙はNG。
となると現地に居る人は何処でタバコを吸っているのか?
となると、もちろん路上喫煙がメインとなります。

2013年にバンクーバーへ行ったときも喫煙者が皆ポイ捨てなのでビックリしましたが、トロントも同じでした。
と言うか、ぶっちゃけ路上にタバコの吸殻が大量に捨ててあって非常に汚いです。
むしろ、東京の新宿の方が綺麗と感じるくらい。

カナダとくれば大自然!健康的!綺麗!と言うステレオタイプのイメージですが、
現地のカナダ人も外国人もタバコを路上で吸って、ガンガンポイ捨てしまくりです(笑)

むしろ部屋で吸わないから綺麗でしょ?と考えてるようで、日本の路上喫煙絶対NG!と間逆で面白かったです。

タバコを吸って外国人と仲良くなろう!

喫煙者としてはタバコは「百害あって一利なし」、と認識はしてますが、自分は中毒者なのでなかなか辞められません(笑)
そして、面白いことに日本と同様にタバコを吸って英語を使うコミュニケーション術がカナダでも有効でした。

まず、タバコの値段が非常に高い!ので、外でタバコを吸っていると1日3回くらい見知らぬ人に話しかけられます。
ほとんどの人が「タバコ1本くれない?」「タバコ50cで1本売って!」「ライター貸してくれない?」などです。
かわいい女の子なら調子よく1本あげたくなりますが、酔っ払いが1本くれーと言ってきても断ったりもします。と言うか、お前ら話しかけすぎ!ってくらい話しかけてきます。
そこから、「1本あげても良いけど、ちょっと話そうよ」とか、「どっから来たのー?カナダのタバコ高いよね!」とか会話に繋げられるので英語の勉強になりますし、楽しいですよ。

それと、語学学校に2ヶ月ほど行ったのですが、授業の合間の休憩時間に喫煙者はタバコを吸いに行くので、クラスメートや他の国の人たちと友達になれます。

自分の経験でタバコを吸う国の人たち。

・アラブ人:ほぼ100%吸ってます(男性のみ、女性は吸ってません)
・トルコ人:ほぼ100%吸ってます(男性のみ、女性は吸ってません)
・韓国人:男女共に80%くらい
・日本人:男女共に50%くらい
・カナダ人:ほぼ100%(自分が友人になった現地のカナダ人)

逆に、中国人、台湾人、ヨーロッパ系、南米系のクラスメートは全くタバコ吸ってませんでした。
一時期、サウジアラビア、カタール、UAE、トルコ、自分みたいな妙なコミュニティでタバコ吸ってました(笑)

もちろん例外もあると思いますが、タバコから広がるコミュニケーションも悪くないなぁ、と感じました。
お互い英語を勉強しに来てるから、共通項があると仲良くしやすいですしね。

・・・と色々とカナダ、トロントで自分が体験したタバコ事情をまとめてみました。
国が違うだけでここまで習慣も異なるので、自分としては良い経験が出来ましたね。
これからワーホリなどでカナダへ行く人の何かの参考になれば幸いです。

カナダ トロント カナダ ワーホリ タバコ・煙草 旅行記

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