ジャスパー滞在時に、ジャスパー付近に在住のアーティスト達が集まっているJAG(ジャスパーアーティストギルド)の展示がJasper Yellowhead Museum and Archivesにて行われているとの事で美術館と言うか博物館へ行ってきましたよ。
ジャスパーで唯一?の美術館兼博物館へ
2013年に訪れた際もチラっと立ち寄ったジャスパーの街のはずれ、西側に位置しているJasper Yellowhead Museum and Archives(ジャスパーイエローヘッド博物館)へ。
もう1つはジャスパーに住む動物達の剥製を展示した地下一階の怪しいJasper’s Wildlife Museumでしょうか・・・。
以下、Jasper’s Wildlife Museumへ訪れた際の記事です。
こちらがイエローヘッド博物館の外観。
小さいカウンターと隣には手作りのアクセサリーやカナダのお土産があり、奥にはジャスパーを振り返る年表や開拓の歴史、当時の使用品などが展示されています。
ジャスパーと言う街がどうやって出来たのかなどが、こじんまりとした展示ですが詳しく解説がされていて非常に興味深く楽しめました。
日本人の登山家達も過去にジャスパーに来ていたようで、日本とジャスパーで繋がりがあったのかと思うと面白いですね。
イエローヘッド博物館のホームページにも写真や情報が満載なので、ジャスパーへ訪れる前に覗いてみるとより深くその街の歴史が分かって面白いのではないかと。
http://www.jaspermuseum.org/
さて、そんなイエローヘッド美術館の1区画を借り切ってジャスパーアーティストギルドに所属しているアーティストが作品を展示していました。
早速ジャスパーのアーティスト達の作品を鑑賞
やはりロッキー山脈の風景画が多いですが、こんなカラフルな作品も。
一際インパクトがったのが展示の中央にあったバードマン?重そうですが自立してます。
Andrewは確かまだ20歳前後の若手アーティストだった気がしますが、ジャスパー付近の岩山を写真で撮り、それらをコラージュして1枚の絵にするという技法で作品を作っています。
自分はアブストラクトな彼の作品を気に入ってJAGのショップでお土産として大き目のポストカードを購入しました。
http://www.andrew-godsalve.com/
こちらは日本人でジャスパー在住のアーティストRicoさんの作品。
「ひかり絵」と言って最初は暗い絵が、後ろから光をかざすと切り貼りした新しい絵が浮かび上がる幻想的な作品を多数作っています。
数年前に日本でも「ひかり絵」展に行ってきたのですが、JAG所属で頑張っているようです。
他の作品は彼女のホームページに。
http://rico-m.jp/
雪、オオカミ、オーロラ、マンモス、クロウ(烏)、ロッキー山脈などなど・・・。山の街ジャスパーならではの作品が多数展示されていて、デザインの仕事をしている身として海外アーティストの作品を鑑賞しているだけで刺激を受けました!
ジャスパーでは夏場は観光客も多いそうなので、結構展示している作品なども売れていくとの事。
他の国の事情は分かりませんが、アーティストの皆さんが創作活動が出来るように応援をしている購入者の人が多いようで、アーティストとしては海外の方が良い環境なのかもしれませんね。
JAGのショップでは小さめのポストカードをはじめ、大きな作品等も多数販売していたので、自分のようにジャスパーに来た記念にお土産として購入しても良いかもですね。
ジャスパーアーティストギルドのショップ
画像引用元:http://www.jasperartistsguild.com/JAG/The_Hangout_Gallery.html
週末しかやっていないようですが、もし行かれる場合は事前に確認を。
620A Connaught Drive
http://www.jasperartistsguild.com/JAG/HOME.html
カナダ ジャスパー旅行記